ここでの紹介は、「べた打ちでどの程度いけるか」を伝えるもので、詳しい使い方の説明をしているわけではありません。
『Friedlander Violin』は「Embertone」のヴァイオリンソロ音源です。
いくつか種類がありますが、
「24bit Mono」の「Full All CCs」
を使います。
まずは、ピアノで聴き比べるメロディを聴いてください。
ベロシティ80%で、ノートは全て繋がっている状態です。
1.デフォルト状態
起動しただけで何も弄っていない、上の画像の状態で鳴らしたものです。
2.ビブラートを弄る(1)
ビブラートを弄ります。縦が速さ、横が深さです。
右のツマミは両方を一括に動かせます。
ちなみにCCによって演奏中に変更が出来ます。
今回は、どちらも最大にした状態です。
3.ビブラートを弄る(2)
ビブラートには種類(VIBRATO STYLE)があり、「Passionate」に変更しました。(情熱的な演奏に最適(日本語ガイドより))
さらに、速さ・深さも最大よりは少し抑えた状態にしました。
4.設定を弄る
右の楽譜にあるメニューの中で上から3つ目の「Configure」を押すとこの画面になります。
幾つか設定できる部分がありますが、その中で、
①「Speed Range」:スピード感の設定
②「Responsiveness」:「True Legato」(後述)時の発音の遅れを軽減
③「Bow Noise Reduction」:弓のノイズの設定
を弄りました。
「True Legato」はON/OFFを切り替えられます。(「Responsiveness」の左)
これは実際に収録されたレガートサンプルが鳴りますが、RAMを多く使います。
これがOFFで他の設定は上記のものの時の音です。
5.ノートを弄る
ノートとノートが繋がっていない時の音です。
上の状態で、ベロシティが最大だとこうなります。
6.良い感じにする
最終的に良い感じにしたものです。
一部ノートとノートを繋げず、出だしのみベロシティを60%にしています。
結論
完全にデフォルト状態だとべた打ちでは使いにくいが、軽く設定することでべた打ちでも良い感じになる音源です。